誰でもできる自家焙煎

手づくりの珈琲を楽しむ

自分の手で珈琲を「創る」、さまざまな創意と工夫をこらし、
やっと一杯の珈琲が出来る。目の前にある、でき上がった珈琲をひと口含むと、
その瞬間、甘い香り、酸味、苦味、これだぁ…やったぁ… 美味しい??? 
それはともかく自分の手創り珈琲だ…

火の洗礼

手づくりの珈琲、頭の中に思い浮かぶ自分だけの味、香りを
目指して珈琲の生豆に火の洗礼を施し、
珈琲の色をグリーンから琥珀色に変身させる…
失敗しても成功しても愛着を感じる自分で
焙煎した珈琲は奥の深い飲み物である。


    家庭でも手軽にできる手網を使って焙煎する

    • 自家焙煎する為の器具を揃える
    • 珈琲の生豆を購入する
    • 珈琲を焙煎する

器具を揃える

1、豆を煎るのに使う手網、 手網は直径、約20センチ前後の丸い形の物が
いいのではないでしょうか?
なるべく「ふた」が着いている物が良い、
焙煎中に豆が飛び出ない ようにするためです

2、煎り上がった珈琲豆を冷ますボー ル、
出来れば網のザルのような形が珈琲を冷ますのに
適しているかと思います
サイズはちょっと大きめの方が使い勝手がいいのではないでしょうか

3、煎り上がった珈琲を冷ます時に使う、木じゃくしのような物、
これは冷風を豆にあてかき混ぜるために使う

4、冷風を送る扇風機かドライヤーでも良い、これは煎り上がった珈琲豆を速やかに冷ますためです

5、ガスコンロ、これは説明するまでもなく珈琲豆を
焙煎するのにかかせない、熱源
ガスの炎が安定して焙煎するのに適していると思います
家庭のキッチンのコンロでOKです、但し焙煎をすると生豆に
熱を加えて行く過程でチャフ (生豆の外側を覆っていた薄い銀色の皮の事、 シルバースキンとも言う)がかなり落ちて汚れます。

6、一応、以上の道具を揃えて頂くと焙煎する事が出来ます

7、一つ付け加えるとレフランプがあるといいですね
焙煎中に豆の煎り具合が良く分かります 


珈琲を焙煎する

  • 初めて珈琲を焙煎するには、まず第一に煎りやすい珈琲豆を選ぶ事である
  • 煎りやすい豆と言っても初めて焙煎する人にとっては、全くわかりませんよね
  • 自家焙煎のお店でどの珈琲豆が煎りやすいのか話を聞くのが一番良いのですが
    ここではその煎りやすい珈琲豆とは、どのような豆なのか教えましょう
  • 焙煎しやすい豆としては、ブラジル、メキシコ、キューバなど中南米の豆が
    比較的、焙煎しやすいと思います
  • 反対に焙煎が難しい豆はマンデリン、モカなどが上げられます
  • しかし焙煎するのが慣れてくると、どんな豆でもうまく煎り上がるようになります
    ガンバッテ、チャレンジして見ましょう
  • 焙煎する前にまず珈琲豆を計量する
    いつも同じ量(150g〜200g位)を焙煎する事をおすすめします
  • 計量してからハンドピック(ゴミ、石、虫喰豆、死に豆などを取り除く)をする

それでは焙煎して見ましょう

  • 焙煎の方法は簡単です、しかし疲れます計量してハンドピックした珈琲の生豆を 手網の中へ入れます
  • ガスコンロの炎を一度全開にしてから少し小さく(全開の約3分の2位)します その炎は最初から最後まで変えません
  • コンロの上に豆を入れた手網を水平にして持ち煎り上がるまで前後左右に絶え間なく動かし続ける 途中で手が疲れても絶対に休まない事です
  • 焙煎時間は約15分から20分程度、焙煎の過程で弱火、中火、強火が必要になるが 手網を上下させて加減すると良い
    焙煎開始
    1. 第一段階は弱火、水分を抜く、焙煎を開始してから(6分前後)にチャフが落ちて来る あわてずに弱火で豆の水分を抜くようにじっくりと、しかし手網は絶え間なく動かし続ける事
    2. 第二段階は水分抜き(6分〜)が出来たら弱火からすこしずつ中火(手網を少しコンロに近づける) にして行く、あまり近づけすぎるのは要注意です、豆は少しづつ色づいてくる
    3. 第三段階は(約11分〜)香ばしい香りが漂ってくる、13分くらいになると豆がはじけてくる (パチパチ音がする)1〜1分30秒くらいの間はじける
      かなり香りが出てくる
    4. 第四段階は(14分〜15分くらい)中火、一回目のはじけの後約1分くらいで2回目のはじけの音がする
    5. 2回めの、はじけの音が終わると相当な深煎りになる、さらに煎ると炭に近くなって行く
    6. 後はいつ焙煎をやめるか、これで焙煎度合が決まる
    7. それは自分の思い描いた味、香りがここだと思えばそこでやめると良い
    8. なかなか思いとおりには行かないが何度も焙煎する度に自分の味が決まるでしょう
    9. 焙煎が終わってすぐ網のボールの中に取り出す、そこで扇風機かドライヤーで冷風を 煎り上がったばかりの珈琲豆にあて、木じゃくしでかき混ぜる、とにかく素早く冷ます事が大事
    10. 冷ますのは珈琲の焙煎が勝手に進まないようにするため
    11. 珈琲豆が冷めれば自分で煎った自分だけのなっとくの珈琲の出来上がり
      さあ珈琲ミルでゴリゴリと挽いてドリップかサイフォンかなんでもいいけど早速飲んで見よう… どうかな美味しい……それとも、エーこんなはずじゃなかった!!! どっちにしても、まずまず…

    好みの味を創る 焙煎度合と言うのは、はっきりした決まりがありませんので当店の基準で話をしてあります

    • まず浅煎り、一回目のはじけが終わる前に焙煎を終了するとアメリカンタイプかな…
    • 中煎り、一回目のはじけが終わって、約30秒から1分位で焙煎を終了すると ミディアムロースト位です
    • 2回目のはじけの途中だとハイローストからシティロースト位かな…
    • 深入り、2回目のはじけが終わるころに終了するとフルシティかフレンチロースト それより進むとイタリアンローストになる

      一般にアメリカ方式と言われる焙煎の段階を見て下さい

    1. ライトロースト    最も浅煎り
    2. シナモンロースト   浅煎り
    3. ミディアムロースト  普通の煎り方 中煎り
    4. ハイロースト     普通煎りより少し深い煎り
    5. シティロースト    ハイローストより少し深煎り
    6. フルシティロースト  深煎りで香りも強くなる
    7. フレンチロースト   深煎りでアイスとかエスプレッソに向く
    8. イタリアンロースト  最も深煎り

    大きく分けて上記の[8段階]の焙煎度合になります

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