生産国別珈琲の種類


珈琲の種類

現在世界中で珈琲の生産をしている国は約70ヶ国ありそのほとんどが
赤道直下のコーヒーゾーンとよばれる南北回帰線(北緯25度、南緯25度)の間に位置している
現在飲料を目的として栽培されているコーヒーはアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3種類 でこれを「3原種」と言う

    コーヒーの3原種 アラビカ種

  • 世界で最も多く(約70%)栽培されている 原産地はアビシニア(現在のエチオピア)といわれ、熱帯の高度1000メートル前後の 高冷地での栽培に適している。雨には耐えるが、乾燥と霜害には弱い 他の品種と比べると、味、香りが一番優れている アラビカ種にはブルボン、カトゥラ、ムンドノーボ、アマレーロ等、約70も種類がある
    ロブスタ種
  • アフリカのコンゴで自生しているのをベルギーの人が発見したと言われている。 木はアラビカ種、リベリカ種より大きく生育し、病害虫に強く比較的、低地での栽培に向く と言う事で積極的に栽培されるようになった。酸味はほとんどなく平坦な淡泊な味である。 単品で飲む事は、あまりなくブレンド用に多く使用される豆である
    リベリカ種
  • アフリカのリベリア産でインド、スリナム、フィリピンなどで栽培されている。栽培の歴史は アラビカ種よりかなり新しい。品質、味などはあまり期待できない。日本にはほとんど 入荷していない、主にヨーロッパ方面に送られる事が多い

    コーヒーの精製処理
  • 収穫したコーヒーの果実をコーヒー豆にする行程
    1. 水洗式(Washed) コーヒーの果実を収穫してから24時間水槽に入れる、成熟した実は沈み、未熟な実は水に浮く、こうして選別する。
    2. 選別した果実を果肉除去機に通し皮や果肉と種子をより分ける
    3. 種子を発酵槽で約1日間置いて発酵させると種子に着いていた残りの果肉と粘着物質も剥がれる
    4. その後、水洗場で念入りに水洗いする
    5. 水洗いの後、数日間、乾燥する、この時点ではまだパーチメント(内果皮)が着いたままである
    6. この後輸出する際、精製工場で脱穀されパーチメントを除去するこれでコーヒー豆の姿になる
    7. 水洗式に対して非水洗式(Unwashed)と言う方法もある、この方法でコーヒー豆を精製している国はブラジル、 エチオピア、 イエメン、インドネシアなどがそうである。天候の影響を受け、また欠点豆、粒の不揃いなど、欠点も多い、この方法だとかなり味、香りに特徴が出やすい。し かし独特な味なのでファンも多い
    8. 精製された豆は形、大きさなどで格付けをして袋詰めして輸出される

生産国別コーヒー豆

南米編


ブラジル コーヒー生産量世界第一位を誇るブラジル、南米大陸の約47%の面積を占めている。これは日本の約23倍にあたる。ブラジルのコー ヒーはサントス と呼ばれ主にサントス港から輸出されるために、その名前が着いた。「ブラジル」はコーヒーの代名詞で日本でも最も親しまれている。またブレンドには欠かせ ない豆で、煎り上がりも良く最も多く使用される豆ではないだろうか。主なコーヒー名はパラナ、サントス、ミナス、サンタカタリナなど銘柄がよく知られてい るスリナム

コロンビア

世界第2位のコーヒー生産量を誇るコロンビア、南米大陸の北西部に位置、北はカリブ海、西は太平洋に面する。コロンビアのコーヒー豆 は良質で味、 香りともに優れ単品としても、ブレンドとしても良く日本ではブラジル同様、最も多く使用されているコーヒーである 主なコーヒー名はメデリン、アルメニア、ブカラマンガなどで日本でもよく見る豆である 当店では現在ポパヤンと言う銘柄の豆を使用している。主なコーヒー名はアルメニア、メデリン、サンタマルタ、ブカラマンガ、ネイバなどブラジル同様銘柄が 多い

ペルー
南米大陸の西部太平洋岸に位置するペルーは面積は日本の3倍強、人口は約6分の1、この地域は昔インカ帝国の中心地で、かの有名なア ンデス山脈の 北部ピウラから東南端のクスコに至る地域がペルーコーヒーの産地である 特にチャンチャマイヨという地域で取れるコーヒーが有名で取引名にもそのまま使われている 粒も揃っていて 煎り上がりも良い、 深煎りにあったコーヒー豆で飲みやすくファンも多い。 ペルーではコーヒーが銅につぐ輸出品目である。主なコーヒー名はピウラ、サンマルチン、クスコなど

エクアドル
国名が「赤道」を意味するこの国は赤道直下にある。国の中央をアンデス山脈が南北に連なり 5000メートル級の火山が多いこの山岳地帯の標高1500メートルの一帯と海岸に近い低地でアラビカ種のコーヒーが産出されている。このエクアドルの コーヒーは中粒が多く、適度の酸味とコクがある、ブレンド用に使用される事が多い。主なコーヒー名はマナビ、サルマ、グアイヤス、エルオロ、などである

ベネズエラ
南米の最北端の国ベネズエラはカリブ海に面する国である。ブラジル、コロンビアに接している。標高600〜1600メートルの丘陵地 帯でコーヒー は栽培されている。主なコーヒー名はマラカイボ、トルヒーヨ、カラカスなどがよく知られている

スリナム
南米大陸の北部、ガイアナの東に位置、コーヒー栽培の歴史はかなり古いが、日本にはほとんど 入って来ていない ガイアナ

南米大陸の北、大西洋に面している国でコーヒーはリベリカ種が栽培されている、日本には輸入されていない

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